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zoom RSS Chinese Tea Course 中国茶 上級コース(最終回)☆

<<   作成日時 : 2008/09/19 21:34   >>

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昨日は午後から新星茶荘さんでの中国茶のコース、上級コースの最終回がありました。ポーレイ(日本ではプーアールという呼び方の方が知られています)茶について。

お茶のレッスンのまとめはいつも結構大変で、レッスンの間、お茶をいただきながら説明も聞くという状態なので、同じ事を同時進行でするのが苦手なわたしは、なかなかレッスンの内容が頭に入りません。それでなくても新しいことは全然吸ってくれない頭になってしまっているので、意識がテイスティングに行っているときに説明があったことは、どこへやら。戻って来て、こうしてブログ用にまとめる間に少し頭に入るのですが、資料とメモと写真を見ながら、悪戦苦闘(笑)。他の出席者の方でブログをされている方も多いので、そちらを参考にしたいのですが、みなさんも『誰かが書いてくれたのを参考に』とお互い、いたく他力本願(笑)。結局、頻繁にアップしているわたしは、汗をかきながらまとめるハメに。前回は、資料を持って帰るのを忘れてメモを見れず、写真と内容が一部一致せずに間違いを教えていただきましたが(あ、資料、いただいてくるの忘れました。。。)、今回は資料があってもむずかしいです。残しておきたいことがたくさんあり、長くなりそうですし、いったいどの写真がどれだったのやら。。。出席者のみなさま、間違っていいたら教えてくださいね。


ポーレイ茶は香港では一番人気のあるお茶で、黒茶に分類されます。胃腸を整え、体の脂肪を取り除き、体を温める効果があります。飲茶などで香港の方たちが飲まれるのは、一般的にこのポーレイと言われています(必ずしもそう、というわけではありませんが)。ただ、ポーレイ茶の良いものはお値段も高く、レストランではあまり質の良くない茶葉を使う場合が多いので、拘る方は自分のお茶を持って行かれるとか。中国の雲南省にあるポーレイ府というところに茶葉が集められ、そこから『茶馬古道』を通って様々な国に出荷されていたため、ポーレイ茶と呼ばれるようになったそうで、厳密には雲南省の茶葉でなくてはポーレイ茶と呼べないそうですが、香港など広東人の方たちは、黒茶はポーレイという認識だとのこと。このポーレイ府から山を越えてベトナムやタイでも茶葉は穫れますが、土壌が全く違うので、雲南省の茶葉のようにおいしくはないとのこと。

緑茶は新しいほど良いのですが、ポーレイは古くなるほど熟成されておいしくなると言われていて、(一般的に60年が最高、その後は味が落ちると言われていると以前聞いた記憶があります。)古いポーレイはなかなか手が出ない高価な値がついています。中国本土には古いポーレイはほとんど残っていないとこのこと。新しいものを古いと言って売られることもあるので、注意が必要。

ポーレイ茶には、2種類あり、生茶(青茶)と呼ばれる、まだ発酵の始まっていない茶葉を使ったポーレイと、熟茶と呼ばれる発酵を人工的に早めた茶葉を使ったポーレイに分けられます。生茶は自然に発酵させるもので、上手に長期寝かせることにより独特な味と香りになります。色は、深みのあるグリーン。茶葉はよく膨らみつややかで、お湯をさすと赤っぽくなります。香港の人たちが好むのは、この生茶。一方熟茶は、茶葉に水をかけて積み上げて高温の部屋に置き発酵を促し、1週間程して青臭さがなくなり褐色になってから加工、成形したポーレイのことを言います。お茶屋さんの中には、この発酵を促す工程で乱暴なやり方をしたり不衛生であったりすることがあるので、注意が必要。その工程のため、生茶に比べて茶葉は痩せて硬い感じに見え、茶葉は赤茶色。口当たりはよくまろやかだけれど、茶葉の味は薄いとのこと。これまで、生茶が本当のポーレイ茶で熟茶は良くないもののような認識がありましたしネットでの情報にもそういうような情報が多いのですが、必ずしもそういうことではなく、熟茶にも良いものもあり、どちらも保存の仕方で粗悪品になりうる、とのこと。ただ、上手く保存されている状態で同じ産地、年数のものであれば、やはり生茶の方がじっくりと自然に発酵させているだけに、良いもの、少なくとも価値は高いものになる、ということのように(勝手に)理解しています。


まず、様々な形状のポーレイ茶を見せていただき、七子餅と呼ばれる丸く固めたものの作り方や、なぜ真ん中に穴が空いているか、などの説明があり、良いお茶かどうか裏も見て確かめるように、その方法などの説明がありました。



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ポーレイ茶は、骨董の茶杯でいただく方がおいしい、とのことで、昨日はいつもの茶杯ではなく骨董のもの。紅茶は薄いポーンチャイナでいただく方がおいしく、コーヒーは少し厚みのあるカップでいただく方がおいしいなど、器によって味が変わる気がするのはわたしだけではないはず。日本茶をマグカップで飲んでも、ちっともおいしくない気がするのと同様、ポーレイは少し厚みのある茶杯でいただく方がおいしいとのこと。ポーレイは固めてあるので、こうして手でほぐして使います。



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ポーレイを入れるときは、必ず沸騰したお湯で煎茶し、その後も沸騰したお湯でいれます。ただし、生茶の場合は、ややぬるめに。茶葉は入れすぎず、茶葉の大きさによって量を加減すること。器(蓋碗や茶壺)の中で茶葉がかき回されるようなお湯の注ぎ方をします。あまり慌てず、少しゆっくり目にいれること。



テイスティング最初のお茶は、去年(2007年)の熟茶。下2枚の左側は、1度だけいれた後の茶葉、右側は数回いれた後の茶葉。熟茶なので、去年のお茶だけれど色は濃い。




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2番目は、今年の生茶。六大茶山と言われる 曼酒(マンサン)・易武(イエッモウ)・曼磚(マンチェン)・倚邦(イーボン)・革登(ガッタン)・攸楽(ヤウロー)の中の易武のお茶で、スモーキーさのないタイプ。青っぽく、酸味があるお茶でした。茶葉もお茶の色も上の熟茶とはずいぶん違います。



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3番目は、2007年の雙江(そうこう)大樹餅(生茶)。機械圧縮された、硬いタイプ。雲南省の茶葉の特徴である、スモーキーさを感じるお茶。




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4番目は、2006年の雙江大樹餅(熟茶)。




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5番目と6番目は交互に、比較しながらいただきました。



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上が5番目の、1992年の四喜方碑(生茶)、下は6番目の1988年の中茶牌茶碑。どちらも日本円にして3万円以上するお茶です。



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交互にいただくと、違いが歴然とわかりました。年代も違いますが、生茶と熟茶の違いが良く出ているようでした。飲み慣れていないせいなのか、わたしたちには熟茶の方が飲みやすく、生茶はスモーキーさが強くて癖が強く飲み難く感じました。経験を積むうちに、その癖が好きになるのかもしれません。つい最近までポーレイの癖がとても苦手でしたが、最近はあまり気にならなくなってきました。これから飲み慣れるにつれてどう好みが変化するか、楽しみです。でも、やはり、スモーキーなのは苦手なのかもしれません。


ふ〜、やれやれ、やっとまとめ終りました。間違いがあるのではと大変不安です。


最後に、月餅の変わり種、生月餅を出してくださいました。何時ごろから出始めたのか知りませんが、わたしは今年初めて知り(笑)、今回初めていただきました。和菓子っぽく、特に右側の胡麻のものがおいしかったです。



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ということで、今回でとりあえずお茶のクラスは終了。この後、ポーレイ茶コースも取りたいのですが、全員の都合のあるのはずいぶん先になりそうですので、ひとまず休憩ということになりました。とびとびで取っていたので何ヶ月もかかってしまいましたが、みなさんとご一緒出来て楽しかったです。お茶の前のランチも楽しみでした。今年の末か来年始めごろに、是非、ポーレイ茶のコースを取れるようスケジュールを合わせられればと思っています。



* サプライズ旅行の更なるヒントメールを待っているのですが、今日はないみたいです。さみしい(笑)。


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